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・後ろ姿。自分では見られない、だから、無意識、そして無防備。でも、他人はことのほか、後ろ姿を見ている。正面からまっすぐ見つめることが出来ないから、後ろからそっと見つめるっていうこともあるはず。鏡で自分を見ることだけで、いろいろなブレーキをかけられたのに、鏡ですら容易に後ろ姿は見られないから、本当の自分が表れてしまう。日々のありのままの自分、几帳面かだらしないか、一生懸命かなまけものか、前向きか後ろ向きか。そして、幸せか不幸せか。もちろん女性として、魅力的か否か、セクシーか否かまで。後ろ姿がいい女は、中身も”いい女”。たぶん女の後ろ姿は、プロポーションの善し悪しだけでなく、センスのあるなしも正確に物語る。女の内面が後ろ姿には沸きあがって、顔がない分、他人もセンスのあるなしを正確にジャッジしてしまう。後ろ姿にセンスのある女は、女として間違いない。人としてバランスがとれていて、上質な女であることは間違いない。だから、女の”死角”をこれ以上放っておいてはいけない。

・ファーを選ぶならフォックス以上を。ファーの世界にも歴然とした上下関係があって、大雑把にチンチラ、セーブル、そしてミンクと続き、果てはフォックス、ラビットまで。すっごくデザイン化されたアイテムをごくカジュアルで使うならまだしも、お出かけのためにドレスアップした装いには、それなりのファーで。選ぶポイントは”面積より質”を重視。ファーは”成金”的なイメージが付きまとうアイテムのため、着る人の品格が求められる。メイクや言葉遣い、仕草などには充分注意。ことさらゴージャスに装うのではなく、あくまでもサラッと無造作に。これ見よがしな感じはちょっと恥ずかしい。上質なニットにジーンズ。その上に毛皮のショールをさらっと巻く。そんなさりげなさがファーをお洒落に見せてくれる。

・ バッグの種類は数限りなくあるが、ポイントはそのバッグを持って、全身のバランスが崩れないかどうか。注意したいのはバッグの大きさと色。靴とバッグをお揃いにする人がいるが、実はこれ、あまりお洒落ではない。これだといかにもマニュアル通りという感じで、それを外す方がお洒落。靴とバッグは、どちらも目立つものなので、目立つもの同士よりは、目立つものとあまり目立たないものを揃えた方が粋。
バッグには季節を感じさせるものもある。バッグを主役にしたいなら、服には気をつけ、ポイントはひとつに絞る方が効果的。何を目立たせたいか考え、お互いに引き算する必要がある。ブランドのバッグはある程度年齢に達していて、ステイタスもあり、ファッションについてもよく知っている、そういう人が持ってこそ格好いいもの。

・エルメスの似合う女になる。それを使いこなす自分になる。エルメスの格に負けない相応しい自分、そして自信を持つ。一流ブランドといわれるものには魔法の力がある。それを持つ人を試すほどの力。ブランドが世に出るまでには長い伝統と、たゆまぬ職人の努力が積み重ねられている。大勢の力と時間が熟成されて出来上がった肌の持つもの。それこそが本物の一流ブランド。そのブランドを身につけることは自分にもそれなりの覚悟を持つ。

・時計の選び方を間違えると、見栄やイヤらしく見えるが、反対に、いかにもその人らしい時計をしていると知的な印象が加わる。時計には他のものではダメでこれでなければならないという「自分らしさ」こそが大切。手首という小さな場所に付けるものなのに、時計は全体の印象に強い影響力を持つ。つける人の女らしさと知性とのバランスがそこに表現されている。お洒落の「主人」はモノではなくて自分。自分自身の生活スタイルやキャラクターに合った時計を見つけた人は、それだけで一つの「賢い美しさ」を手に入れたことになる。

・体の中でくびれているところ。ウエストでもひざの裏側でも、足首でも・・。なかでも手首は一番細くよく動き、思いの外、目立つ場所。だから、そこにどんな時計をするかということがその人の「女らしさ」のあり方や生き方、価値観を映し出す。

・時計選びは人生を決めることに似ている。それなりの覚悟と、未来への責任が必要。ただひとつの時計を見つけたら、あとはそれにふさわしい生き方を探せばいいだけ。

・宝石とは一番力を持つ存在。お金さえ出せば買えるけれど、誰もがつけこなせるものではない。最もその人らしさを表し、年齢や生活感、価値観をも映し出す。手元に堂々と存在感のある本物をつける。若い頃では叶わなかった豊かな自信が手元から沸き上がる。

・シンプルで品格を漂わせながら、カジュアル感を併せ持つ、そんな極上のダイヤモンドを特別な日だけでなく日常使いに。

・女性の手は饒舌だからこそ、華やぎを添える指輪を選んで。さり気ない仕草、グラスを持つ指先も美しく。

・女にはなぜジュエリーが必要なのか?その輝きに、クォリティに、その高貴さに見合う自分になるため。それを身につけるのにふさわしい女になるため。本当に似合う女になった時、内なる光と響き合い、ジュエリーは無上の光を放つようになる。

・ジュエリーは、本物をつけることで心ひそかに潤う気がする。

・人がお洒落に見えるかどうかの分かれ道は、着ているものがどれだけ身についているか、どれだけ「その人らしい顔」をしているかということ。流行や季節を超えて、いつも身につけているモノをまず一つ持つこと。それは、とっかえひっかえするものでもなければ、気分で身につけたり、つけなかったりするものでもない。それはいつしか「自分のスタイル」の土台となる。若いうちは自分のジュエリーを一つ決めて、ずっとつけ続ける。これは、この先のお洒落を必ずステップアップさせてくれるもの。もっと大人になった時に、大きな美しさの差となって現れてくる。

・自分からは見えないピアスも、相手の気分を華やかに盛り上げてくれる。

・髪の毛に見え隠れするピアスだから、「見る人が見れば」的な目立ち方が大人。耳元でさりげなく主張する一粒タイプでリッチな大人の遊びをアピールするか、それとも揺れるシルエットがとびきりドラマティックなドロップタイプで表情豊かにするか、どのタイプのピアスにするか朝のひとつの楽しみ。選ぶピアスでその日の歩く速さまで決まってくる。大人の余裕ってそういうこと?

・小物(スカーフ、ベルト、アクセサリー、時計、帽子、メガネ)は、服のように無くてはならないものではないけれど、どうお洒落を演出するか、変化を付けるかが小物の存在意義。同じワンピースでも、小物の使い方一つでガラッと印象が変わる。ブランドのバッグはある程度年齢に達していて、ステイタスもあり、ファッションについてもよく知っている、そういう人が持ってこそ格好いい。ゴールド系かシルバー系かで揃える。

・ メガネやサングラスは年中かけるのであれば、フレームの色をゴールドにするかシルバーにするか、できるだけアクセサリーと合わせたほがいい。何種類も持っていればなお服やアクセサリーに合わせ楽しめる。
顔の幅より小さいとおかしい。大きい顔の人はますます大きく見える。また、丸顔の人にはシャープなフレームは会わない。丸みを帯びた縁なしがいい。髪の毛の色とも合わせるとなおGOOD。

・ベルトは着こなしの名スパイス。
・ベルトを買うならこのブランドを選べば間違いなし。
 ・J&Mデヴィッドソン・メゾンボネット・アンボワーズ・アンダーソンズ
・ベルトは巻いたときに余る長さは15cmが理想。細ベルトの場合は余った部分は内側に巻き込むのがお洒落。
・ベルトの幅は3.5cmがベーシック、今は太いのと細いのの両極端
・良質ベルトの見分けかた
 ・伸びにくい牛のレザー
 ・「コパ」と呼ばれるベルトの縁どりの塗りが美しいもの。ステッチがある場合はキレイに仕上がっていれば上質ベルトの証。
 ・金具は重量のあるモノ。

・女性が扇ぐしぐさは、涼しげな夏の風物詩。流れるような一連の所作には大人の女性の優美な色香が漂う。じりじりと照りつける日差しを、一瞬忘れさせてくれる扇子は大人の女性が持ってこそ、絵になる夏の小道具。

・ フレグランスをオーラのようにまとう。ときに気分を弾ませ、女力が弱ったときは輝かせてくれる。そんな自分自身を語る香りを持ちたい。毎日気分が変わるように、香りを気分やシチュエーションによって、その時々で変えるのも楽しい。朝はフレッシュな香り。日中は清楚で上品なフローラル調。夜はラグジュアリー感を出すオリエンタルノート。ベッドに入る前に胸元にひとふりすると心地よい眠りにつける。

・香りとは相手の記憶に残るもの。自分のイメージに合う香りを持つ。

・美しさとは、楽をして手に入るものではない。身の引き締まるような緊張感。ひとつひとつの所作に心配らなくてはならない繊細さ。それを面倒だと感じた日から、女性は年老いていく。だから女性はハイヒールを履く。滑らかな曲線を描く脚の先に危ういバランスで美を保つ細いヒール。脚の太さや細さではなく、ハイヒールを履く心意気こそが女性を美しく磨いていく。

・美しい靴はすべてをエレガントにする。美しい装いのキーアイテム。華やかなドレスを際だたせるためにはシンプルなものを。シンプルなドレスならばドラマティクなものを。サテンやラメ使いなど光沢のある素材で、ある程度ヒールの高い靴が美しいスタイルを作る。

・ミュールはワンサイズ小さめのものを履くときれい。履いたときに踵が5ミリくらい出るのがいい。踵が靴底から出るのは綺麗だが、つま先から出るのは見た目も履き心地も良くない。

・これ以上コーディネイトできないのがワンピース。だからどんなワンピースを選ぶかでその人らしさ、好みがよくわかる。ノースリーブなら上にボレロやシャツ、ストールを羽織ったり、長袖ならばそのまま着ればOK.ボートネックのものはネックラインがほぼ横に一直線なので首のラインのきれいな人が着ると素敵。なで肩の人は貧相に見えるので肩を少し隠すなどの工夫を。ダーツの入り方によって細くも太くも見える。綺麗なのはアームホールの斜め下から出て、胸の脇を通り、ウエストを越えたところまで伸びた緩いカーブ。シンプルなワンピースの場合、デザインできるのはダーツの部分しかないため、実際着てみて着心地と全体のバランスが良いものを選ぶ。

・コートは冬のスタイルを決める最重要アイテム。1枚で、着る人を物語ってしまう。コートこそ上質さを取り入れる。洗練された佇まいを手に入れるには「クラス感」が不可欠。ぱっと目を引くオーラを手に入れる。

・極上のトレンチコートを着ていたら、中に何を着ているかは重要ではない。クールな女のトレンチコートはミステリアス。サングラスをかけたらもっと雰囲気がでる。

・ジャケットとコートは肩で着る。最近は、全身を細く長く見せるために、肩のラインが内側に入った小さい肩が流行。でも顔の大きい人、横幅の広い人は小さい肩だと顔の大きさが目立ってしまう。ジャケットのポイントはVゾーンの空き具合。Vゾーンの空き具合は、ボタンの数に関係する。丈の長いジャケットとパンツの組み合わせはいい。ジャケットの長さを強調するためには、小さい衿にした方がいい。ジャケット丈は身長の低い人は短め、もしくは思い切ってロング。中途半端は良くない。袖は手首の骨をちょっと隠すくらいの長さ。親指の付け根あたりまで。袖丈が長い方が手は長く見える。七部丈には長手袋をして肌を一切見せないようにするとお洒落。

・パンツはスポーティ(細身の物。ジーンズ、又下ギリギリのホットパンツ。ショートパンツ、膝上バミューダパンツ)と、エレガント(幅の広いイブニングパンツ、パンタロン。この場合はハイヒールやミュールを合わせる)に分かれる。

・パンツで美しく魅せるポイントは、足の一番太い部分(太股やふくらはぎ)を思い切り出すか、そこを越えて細くなり始めているところで切る。

・パンツは素足を見せる量が多くなるほど、若さキュートな印象が強くなる。

・夏のパンツは、素足にミュール。七部丈パンツは足首にストラップのないもの。ブーツには丈が足首まであるストレートパンツや、裾が少し広がったパンツ。ローヒールの靴にはジーンズ。裾上げの長さは、ストレートの場合は裸足で立って床に着く位。ヒールのある靴の場合は少し長めがきれい。

・シャツ:シンプルなものが多く、さりげなく普段に着る感じ。スポーティーでマニッシュ。
・ブラウス:デザインが多様で、素材はシルクなどのエレガントなものであればフォーマルで使える。顔の大きい人は、小さい衿は避け襟元はゆったりとしているもの。肩幅はあまり小さくないもの。顔の角張った人は、四角い衿や開衿シャツは避け、丸襟など柔らかい感じで顔の雰囲気を和らげる。顔の丸い人は、シャープに見せたいのでボタンを開けて首を出す。
・シャツを着るときのコツは、襟を立てるなら芯のしっかりしたもの。襟を立てると首周りが縦長に首が長く見える。小さい衿なら全部立ててしまう。ある程度衿の幅がある場合は後ろのほうを少し折って立てる。

・シャツの裾は短いものは外に出す。レギュラー丈は中に入れるのが基本。入れる場合はブラウジングする。

・華やかな洋服の時は、小物は、基本的にはコンサバにした方が品良くまとまる。

・夏の肌見せ、大人の女の”艶やかに細くくびれた華奢な足首、誇らしげに魅せるデコルテ”を目にするたびに、大人の肌見せにはどんなジュエリーにも勝る華やぎがあることを確信する。女に生まれた喜びや美しさを謳歌することが、凛として研ぎ澄まされた美しさをイメージさせ、モダンで洗練された女らしさを印象づけられる。パンツのすそから足首を微かにのぞかせるからこそ、色香はより強く立ち上る。まさに大人の女にしか表現しえない魅力。

・女っぷりを上げるニット
鉄板シンプルVニットは、女性の最大の武器とも言える艶やかで華奢なデコルテを、Vラインからシャープにのぞかせてくれる。
ツインニットはクラシカルな雰囲気でお洒落セレブ気分で着こなす。カーディガンは袖を通さず、肩にかけると、なお雰囲気が上がり格好いい。

・男っていかにもファッション好きな女性は苦手。だから、黒を清楚に白をセクシーに着こなす女性が、最高に魅力的。女性はドキッとさせたもの勝ち。黒をセクシーに白を可憐に着こなすのは簡単だけど、逆は難しい。

・靴は女性にとって、お洒落という前に身だしなみであり教養でもある。若い時代に質素な靴できちんと訓練をして、初めてイタリアやフランスでは大人になったとき高価な靴を履くことが許される。いつかあんな靴の似合う素敵な大人になりたいと憧れて暮らす。だからこそ、大人になったとき、バランスのよい成熟したお洒落ができる。何でも手に入ってしまうということは、むしろお洒落を下手にしてしまう。年を重ねた時に、本当の美しさが似合う人になる。

・カジュアルなスタイルでも、どこかに必ず女らしさをトッピング。あくまでも大人可愛く着るためには、オンナ度の強いアイテム(リボンやレースなど)もガーリーに着ない。甘×甘にならないように、レースアイテムにはデニムを合わせたり、レース使いのワンピースならシンプルなIラインを選んだり。女らしさにもバランスが大事。こんな時、ブランドの力を借りる。

・ボーイッシュなカジュアルは、ハード過ぎないように気をつける。例えば、ワークパンツにバイカーブーツを履いたら、あとはきれいめなアイテムを選んで女らしさを加える。

・レースやリボンなどキュートなアイテムこそ、品良く着る。ブランドの姫アイテムをよく見て勉強。

・計算された茶目っ気が「可愛げのある服」をつくる。プライドのある人こそ、自分なりのオシャレを実践している。本当に今の自分に相応しい服を着る。だから、昔も今も傍らにあるのはベーシック。

・あまり頑張っている感じはさせたくない。どこか抜け感があって、親近感がある。でも、ちょっと遊び心を利かせた着こなし。”いかにもオシャレしてます”っていうのは、どこか恥ずかしい。

・自意識過剰に見えるのは嫌。肩の力を抜いて自分に優しい着心地の気持ちが楽な服。でも、楽だけを追求していたら、ただのおばさん。着こなしのどこかに今っぽさを作る。

・いちばん自分らしくいられて、ずっと色あせないのがデニムの魅力。デニムは心がちょっとお転婆になれる元気の素。だから、年を重ねてもずっと履いていたい。ゴテゴテと身につけるのではなく、「究極のシンプル」であるデニムをカラダに馴染ませたい。これって自分のスタイルが確立されていないと、なかなか様にならない。ハードルは高いけど、これからの目標。

・可愛げを演出できるのは、長い年月をかけてお洒落を追求し、自分の好きなもの自分の似合うものを熟知した40代。レースもリボンも好きだけれど、「痛いオバサン」にはならない。

・ぴったりと自分にあった服を着る。たくさん服を買うわけではない。完璧に自分にあった1枚のジャケットを探して、そこにエネルギーを注ぎ、大切に着続ける。サラッと1枚できれいに見せるジャケット。コーディネイトでごまかすことなく、何もしなくても存在感のある「自分の服」を探す。お洒落はそこから始まる。

・大人の女性のファッションは、堅苦しい隙の無い怖いPTAおばさんではなく、ちょとカジュアルダウンさせる。ただし、やり過ぎは逆効果。また、チープな素材は大人には一目で見破られる。一点ぐらい安いモノを身につけるのは可愛いが、全身それでは、ただの貧相になってしまう。正直に自分を見つめ直し、ほんとに可愛らしかった少女の頃の自分を、たまには引っ張り出し、ちょっと可愛げがある女性になるのもいい。

・ネイルを塗るのは、”女がもっと女になる行為”。しばらくネイルを塗らずにいると、女が枯れてしまいそうになる。爪の色を変えるたびに、女は女になっていく。ネイルは他のことでは味わえない女が目覚める喜びを教えてくれる。爪の色は人から見た印象を決めてしまうだけではなく、自分自身の心の向きも、ハッキリ決めてしまう。もっと言えば、女は爪色通りの女を生きてしまう。爪色は、自分自身に見せる自分。常に視界に入ってくる爪色は、どんな瞬間も一日中、「私はこういう女」という暗示をかけてくる。真っ赤をつければ自信たっぷりに生き、桜貝色なら声まで優しく澄んでいて微笑みを絶やさない清楚な女へ。そして、手のしぐさまで変わる。桜貝の指先は、初々しくゆっくり動き、マットなダークレッドの指先は、ミステリアスに気だるく動き、水色の指先は、さらさら爽やかに動く。だから、手指のしぐさは、全身の立ち居振る舞いにまで広がっていく。自ら、その魔法に身を委ね、毎日毎日”なりたい女”の理想を叶えるために暗示をかける。

・好きなものばかり着ないで、たまには普段しないコーディネイトにチャレンジし、新たな自分を発見する。これはヘアに関しても同じ。

・毎朝、コーディネイトの仕上げにジュエリーを身につける瞬間、女として最高に輝く。お気に入りのジュエリーに自分を託し鏡の前に立つ。”ときめき”を感じるジュエリーには、若い世代には真似できない贅沢な美しさを誇っている。ジュエリーって毎日自分がもっと輝くお洒落の決め手。

・海外の迫力マダムはボリュームジュエリー(ネックレスや大ぶりバングル、シャンデリアイヤリングなど)でシンプル服にインパクトジュエリーをひとつ、見せ場を作る。

・映画「ミラノ、愛に生きる」のジュエリー使いは洗練の極み。上流マダムとしてジルサンダーのミニマムスタイルにポイントを抑えたジュエリー。使い方が見事。

・ドラマ「デスパレートな妻たち」で生き方もファッションもコンサバな妻。いつも洗練されたパール使い。老けて見えないギリギリのコンサバスタイルが良くわかる。

・ミュールはプールサイドで履くもの。街で履いてもエレガントではない。

・遠目のバランスの良さが、着こなしの上手な人。

・お洒落のお手本とするミラノマダムは、100メートル先から「いい女が来た!」ってわかりセクシーである。それに引き替え、日本では至近距離の美しさ。ここが違う。ミラノマダムは自分をアピールすべき魅力をよく知っていて、その上でジュエリーは最大限にひきだす道具になっている。40歳過ぎれば自分のキャラクターも確立するから、似合うスタイルを真剣に探すべき。

・全身黒でまとめて、大きなゴールドバングルをガツンとひとつ。、外国人は「見せ場づくり」が上手。”ジャラ付け”のやり過ぎは良くないが、いったんちょっとマイナスしてみて、その加減を知る。フル装備しようとすると、結局どこにも目がいかないから、どこかに集中してアピールする。ゴージャスにしすぎると老けて見える。このさじ加減は難易度がとても高い。

・「上品」という名のもとの「地味」。洗練と地味は紙一重。40代50代にとって、カジュアルよりコンサバにすることの方が難しい。

・何か一つのお気に入りの本命を見つけ身につけることで、そこから次に進める。それは自信の持てるもの、自分がときめくもの、なおかつ人からもほめられるもの、似合うもの。すると”素敵!”のスパイラルが上がって、センスがステップアップする。贅沢なジュエリーも毎日つけていれば、ある時から気後れしなくなる。常にさり気なく、自分のモノにしてしまうのが大人のジュエリーの流儀。

・背伸びしていた若い頃とは違い、本当に良いものを手に入れたら、大切にしまい込まず、使いこなして体の一部のようにしてしまうのが、大人のお洒落の極意。長く愛せる極上の名品を今年らしくまとって”私”をもっと輝かせる。

・移りゆく流行に翻弄されることなく、「自分らしさ」という視点で受け止める。それがスタイル。

・良い素材をいつも着ていたい。リッチな気持ちが自分を高めてくれるから。

・いつも目にし手に取るものは、手触りが良く上質で長く愛せるものがいい。慌ただしい毎日に豊かな気持ちを運んでくれる。

・装うこと、美しくあること、女性であること・・・。その全てを楽しむ。

・華やかな席でも自信にあふれた振る舞いをさせてくれるのが極上の「黒ワンピース」。それを着ることで得られる心強さは、着回せるという安心感で選んだ「無難な一枚」では決して得られないもの。華麗な雰囲気で女らしさを引き立て、縫製、素材、そして黒という色に徹底したこだわりを持ち、印象に残るクラスブランドの逸品を選ぶ。

・装飾品は、よほどドレスとの調和を考えないと失敗する。一般にはアクセサリーを付けるときには全身鏡の中で少し物足りないくらいがちょうど良い。これがアクセサリーをエレガントに見せる基準。実際にテーブルについたときはアクセサリー以外に、微笑む唇や視線、指先の動きが加わるのでアクセサリーを選択するときには、これらの動きも計算して選ぶ。

・美しいファッションとはトータルなバランスで成り立っている。バッグは自分が思うものよりは一回り小振りなバッグを選ぶと良い。

・春夏に最高なエレガントな靴はバッグストラップの靴。ミュールは本来、リゾートで履くもの。かかとにストラップが一本あるだけでとても美しい足元を演出してくれる。お洒落な女性は春夏にこだわらず、秋冬にも取り入れている。

・マニッシュはシックな配色、凛とした着こなし、遊び心と余裕を感じさせる。大人の女性の成熟や高い美意識があってこそ成立する。洗練と気品、エレガンスの香る美学ある小物使いで、去った後にも格好いいのに色気が漂う媚びない女らしさの余韻を残す。

・グレーは辛口に着こなすのが素敵。その時、シンプルにまとめすぎると地味な印象になってしまうので、ややエッジの利いたデザインをアクセントに全体をクールにまとめる。

・妥協した買い物は絶対しない。

・若いと言うことは、それだけで力がある。年齢を重ねると当然若さが失われる。そんな時は、服を味方に付け服の力を借りる。大人には大人の判断で選んだ力のある服が必要。

・いつまでもあると思うな、若さと時間。無いものは力で埋める。それが大人の女の知恵。

・華やかな場所に、あまりに普通な格好で行ってしまったときの悲しい惨めな気持ち。自分の装いが場違いだと感じたとたん、お料理もおしゃべりもその場自体楽しめない。これは本当につまらないし悲しいこと。今日の場がどういう集まりか、ちゃんとリサーチし堂々と楽しめる装いで参加する。