私のお気に入り > ライフスタイル > ファッション8



・シンプルだけど地味ではない、無難でもない。それはどこかに自分らしいインパクトをつけること。

・服を着た自分の姿が映えるということは、自信を持って外へ行けるということ。まずは、1色でまとめる。それもなるべく暗い色で。全身その色でまとめれば、間違いなくスリムに見える。それは暗い色が光を吸収し、体を細く見せるから。逆に明るい色は光を反射して、体を目立たせてしまう。同系色の無地でまとめてもいい。その場合は、いちばん明るい色を、顔の近くに持ってくるとバランスが良く、視線を顔に引きつけてくれるので、自信がない体からそらせてくれる。

・一般に、体型を出来るだけすっきりと見せたいのが女心。そのためには、いつも縦ラインを強調するべき。目をそらせたい部分に、横ラインは持ってくるべきではない。そして、すらりと背が高く見せる秘訣は、上半身:下半身が5:5ではなく、3:7(ショートジャケットにロングスカートみたいに)にする。横ラインはふたつ、ウエストと裾だけ。このふたつをどの位置に持ってくるかで割合が変わる。デニムであれば、ローライズやカプリ、シーンズの裾の折り返しは下半身を短く見せてしまうので、モデル体型でなければ避ける。ウエストの位置を上げるには、ベルトがいい。その場合、色をパンツやスカートなど下半身に合わせればすっきり長く見える。太い足や足首にはミニスカートはもちろん、クロップドパンツ、ピンヒール、ストラップのある靴はあきらめる。コートや冬用厚地スカートの超ロング丈はやぼったくなる。

・スカート丈は流行を追わず、一番自分がキレイに見える丈、理想は膝上ぎりぎり、太ももの前側の筋肉が膝の皿の上で締まっているあたり。

・パンツは股の所に横じわが出来ないものを選ぶ。プリーツやダーツ、口が開いているサイドポケットがあると、下半身が太って見えるので避ける。

・スカート丈が短くなればなるほど、ヒールの高さを低くする。

・バッグについて、大きいバッグやショルダーストラップが長いバッグは、背が低い人をさらに低く見せてしまう。

・ロングヘアーはセクシーにはなるが、平面的な印象になる。背の低い人には向かない。痩せて見えるのはショートカットで首をだすこと。

・経済が混乱し、不安定なときは、女らしい女性的な体型がはやり、経済が追い風な時はスリムで男の子っぽい体つきが流行る。

・醜さを隠すことと美しさを表現することは違う。美しく見せるルールを知って取り入れる。腕や脚は細くて長いのが美しい。原則として、袖が細くて長ければ、腕は細く見える。腕を出すときは、細い袖を肘で留める。上腕まで出すときはフレンチスリーブにする。パンツは幅が細いと長く見える。長めの丈にして高いヒールを履く。ウエストは限りなく細く見せる。胸元を美しく見せるには、顔の形と衿の関係が重要になる。人はそれぞれネックの形が違うので、どの形が自分のデコルテを美しく見せるかを研究する。

・ジュエリーをつける上で、最も重要なことは、身につけている人とその宝石が、どのくらいフィットしているか、ふさわしいか。せっかくだったら、野暮ったくなく上品に、ジュエリーが板についている、付け慣れていることを感じさせる自然な感じにしたい。財産価値は大きさと質だが、美しさはやはりデザイン。宝石そのものの価値も重要だけど、その細工の素晴らしさとデザインが大きいと思う。

・ティファニという響きだけで、女性なら誰でもふっと頬をゆるめる。愛にあふれ、幸せに包まれた人生の様々な瞬間とともにあるジュエリー。流行やファッションではない、それぞれの人生と深く結びついたジュエリーは何よりかけがえのない友となり、大切なお守りとなる。これからの毎日を優しく照らしてくれる希望に満ちた可憐な光。

・ヴァンクリフ&アーベルと聞いて、幸運、真実の愛、健康、富を象徴する「アルハンブラ」を思い浮かべる。フェミニンで愛らしい表情はもとより、その形からラッキーアイテムとしても、大人の女性に親しまれているモチーフ。クールなオニキスを選べば、甘さと辛さがほどよくミックスされて成熟した雰囲気が漂う。ふと目に触れる愛おしいジュエリーには、時にはくじけそうになった心を奮い立たせて、背中をそっと押してくれるパワーが潜んでいる。

・ブチェラッティ。イエローとホワイトのゴールドが織りなす、レースのように麗しいモチーフ。ファミリーが守り続けてきたイタリア・ルネッサンス期から大切に受け継がれる最高峰の職人技と美意識の結晶。これ見よがしでないのに印象的。優しげなのに深く心に残るジュエリー。数々の名品を目にしてきた大人の女性の心をも虜にする絶対的存在。シンプルなのにエレガント。存在感があるのに着こなしに優しく調和する。ファッション通も「どんな着こなしにも似合う!」と証言する。金や銀を彫る独特の手法と、イタリア・ルネッサンス芸術の流れをくむ優美なデザインは、父親のマリオ・ブチェラッティ氏から受け継がれたもの。マリオ氏は、1919年に最初の店を開くやいなや、当時の富裕層・権力者に重用され、詩人ガブリエレ・ダヌンツィオ氏に「金細工の魔術師」と称えられた。今日、私達を魅了するジュエリーは、父から子へ受け継がれた不変の美意識の結晶。

・ハリー・ウィンストン。「キング・オブ・ダイヤモンド」だからこそ、シンプルな装いに特別感が生まれる。シンプルでシック。そんな理想のおしゃれに欠かせないのが、澄んだ光を宿らせるダイヤモンドの煌めき。美しさの頂点を極めたダイヤモンドが肌の温もりと溶け合い、匂い立つような艶めきが生まれる。身につけると、心を満たす至福感、自分を幸せに強い存在にと後押ししてくれる。大人のシンプルシックは、それだけだと地味になってしまう。華麗さもオーラもあるハリー・ウィンストンをつけることで、上級のシンプルラグジュエリーを手に入れる。

・旅の荷物は日常生活と同じレベルでそろえたい。カジュアルダウンしすぎてもドレスアップしすぎても旅慣れた美しい行為は生まれない。服装はシーン(機内、観光、食事など)に合わせて想定し、選ぶ。

・バッグと靴は、実用小物ではなく、自己表現の要。どんな時も気を遣う必要がある。このふたつを上手に使いこなせるようになるのが最高のお洒落。

・どんなに高級なバッグも底に鋲が打たれたものは、テーブルの上には置けない。バッグの底の鋲は旅行鞄、キャスターと同じ扱い。その場合、床に置きたくなければイスと自分の背の間に置く。

・夜のフォーマルなパーティでは、ミュールではなく、つま先の出ないものとする。

・ホームウェアで大切なのは、楽さではなく肌触り。

・オフスタイルが素敵な人ほど上等な女。家にいるスタイルにお金をかけるのはもったいないが、動きやすい楽なパンツやロングスカートでも自分をきれいに見せるものを選んで着る。それがオシャレでいる第一歩。

・美しく装い美しく振る舞うためには、まずは自分自身の身体を美しく保つことが何より大事。そして生活のなかで、美しい立ち居振る舞い(所作や言動)の練習をする。それはどれだけ場数を踏むかで人前で実践できなければ意味がない。身体の動きは、ほとんどが無意識。だから人にどう見えているかをきちんと意識して、自分の美しさを客観的に見なければ変わらない。いつでもどこでも普段どおりで美しくいられるよう意識する。

・自分を女だと感じたいなら、いくつになっても装うべき。そして大人の女性の装いは色っぽく。自分が色っぽいと思えるのはすばらしいこと。

・Tシャツにいたるまでチェックして「まぁまぁ」の洋服は思い切って処分する。1年以上着なかった服は、ブランドのものであってもとっておく意味はない。最高に素敵と感じられるものだけを手元に置く。そして、この愛すべき洋服達のコーディネイトをカメラで撮っておくと、毎朝の洋服選びの時間を短縮させ、気持ちの良い毎日をつくる。

・洋服の在庫リストが、自分の中ではっきりとしていれば、買い物に行くときも思いつきではなく、計画的に必要なもの(ひとつでも、今のワードローブを何倍にも広げるようなもの)を探し出すことが出来る。

・もっと素敵になれるはずと、できれば必要なものの費用はいとわない。自分自身を「最高の投資対象」と考える。量より質で選ぶ。裏切ることのないワードローブから始めて、衝動買いを減らし、後悔のない合理的な買い物をする。質の高い商品は他のものを引っ張り上げる効果がある。例えば、エルメスのスカーフをつけているとしたら、その下に着ているTシャツがユニクロのものとは誰も思わないように。

・ワードローブのそれぞれの服を着回せることが、服の数よりも大切。そのためには、色を系統でまとめ、色のニュアンスで変化を出すといい。いわゆる中間色(白、クリーム色、サンドカラー、ビスケットカラー)やベージュ、グレー、紺、黒などエレガントとされる色を選び、その色の無数のニュアンスの違いを遊べば、流行や予算を超えて確実に洗練されて見える。いくつかの基本の色を決め、それに基づいてさまざまな組み合わせをつくりあげることは、出費の無駄を無くすことになる。

・プリントは無地に比べると小物で個性を出し、自分のものにしたり組み合わせが難しいので、避けた方が無難。何よりも着ていたことを人に覚えられやすい。

・時にはクォリティのレッスンをする。芸術品のような洋服ばかりを集めた超ハイソなお店に、リサーチ目的だけで入る。お店に入ったら、生地や縫い目のチェック、カッティングの素晴らしさ、着心地を肌で確かめ、美しさを見分けるレッスンをする。そして、季節外れのディスカウントでそれを手に入れられるように願がう。

・ブランドものと低価格のものを、違和感なく組み合わせることができるようになれば、プロも顔負けのスタイリスト。

・リッチな人達は、決してリッチに見せたいと思っていない。「トゥーマッチ」はあらゆるものの良さを消してしまう。「少ないほどいい」をいつも心に留めておく。

・バーゲンに行く前には準備が必要。ブティックより先にまず、自分のクローゼットの中をきちんと把握し、足りないアイテムや買い替えたいアイテムを対象とする。ワードローブの不滅のアイテムを買うのにセールを利用する。新しく買う物が、少なくとも手持ちのもの三つと組み合わせられるか確かめる。そこに最高に趣味のいい第三者の目があればなおいい。

・シンプル&ベーシックをカッコよく着こなすのは、実はかなりの年季が必要。若い頃は流行を追いかけ、ブランドものもたくさん試し、失敗を重ね、最終的にたどり着いたシンプル&ベーシック。そういう人は絶対お洒落。経験がものをいう。シンプルな中にも素材やカッティングを見極められる目を持ち、時代の空気を感じてコーディネイトができる。

・ブランドもののバッグを持つときは、価値があるのはバッグではなく、その所有者である自分自身だということを忘れない。

・気軽なカジュアルでも華やかなドレスでも、大切なのは品があるかどうか。服の着こなしは、今まで積み重ねてきたものが映し出されるもの。聡明な美しさを引き出すには潔いシンプル。時には、辛口に着くずして、かっこいい女を演じてみる。女らしいワンピースなら上質な色気を香らせて。繊細な人にだけニュアンスは宿る。

・カップルのファッション。男性のファッションは女性のオシャレとイメージを揃え、同じくらいファッショナブルだけど一歩引いて女性を立てる。共に歩いていて男性ばかりが目立ってしまうカップルは美しくない。

・服だけが浮いてしまわないように、服との調和を考えて自分の魅力を最大限引き出す。自分を表現するテクニックを磨き、楽しみながら自分づくりをする。

・華やいだ時代にお洒落の基礎を積み重ね、上質で高価なものに囲まれて、見る目は肥えた。その上でお洒落とは、ブランドに頼ることではなく、似合うものを見極める力、コーディネート力にかかっている。

・女らしくてきちんと見えるワンピースは、とっても便利。でも、それだけで完結してしまうからこそ慎重に選びたい。女性だけが楽しめるアイテムだから、あまり女っぽさを強調するとお腹いっぱいって感じ。シンプルなデザインを選び、大人の女としてすっきりと洗練させて着る。ワンピースを着る場は、それなりにきちんとした席が多い。シンプルであっても、着席したときに上半身に少しアクセントをつければ、品の良い華やかさを演出できる。

・お洒落は、正統すぎては野暮に見えてつまらない。また選択に思いや狙いがなく、惰性で選んだ服では輝けない。そんな時、意外性でセンスを発揮する。何かハズすことでお洒落にふくらみを持たせる。初歩的なところで、メンズライクなシャツとパンツ。そこへパールとパンプスで女らしく。もう少しランクアップしたところでは、季節をはずす。そのためには、季節の変化を実は敏感に感じ取っている繊細さがあって、季節をきちんと踏まえていることが大切。冬なら白いデニム、夏なら黒いリネン。冬の白いデニムにはトップスは濃い色、例えば黒でシックに。ラフにみせるならグレーやネイビー。夏の黒いリネンにはボトムに白やベージュのクロップドパンツ。ボトムに軽い色、肌見せが夏の黒には必須。

・一番外側に着るアウターのコートやジャケットは、その人の印象を大きく左右するものだから、上質素材でパターンがしっかりしているものを選ぶ。服は肩で決まるというから、きちんと肩のラインが合っていること。服においては、かなり高級なものでも寿命があって一生ものは存在しないが、アウターにはそれなりの価格のものを選ぶ。

・小物の中でも、時計とジュエリーは、もっともその人らしさを表すもの。妥協した中途半端なものを買うくらいなら、アクセサリーで遊んだ方がいい。これらは一生ものになり、なおかつ自分らしい1点ををじっくり選ぶ。

・トレンドと切り離せないバッグだが、着こなしのアクセントとなり大人の女にとってはバッグは名刺代わり。重要な役割を果たすから、そこそこのものよりベストチョイスで選びたい。ちょっとケチッたばかりに、印象が薄いものになってしまってはお金を捨てるようなもの。エルメスのバーキンやシャネルのキルチィングなど永遠不滅な名品に投資したい。

・チープな靴は、その日のお洒落を台無しにする。面積が小さいが印象影響度は大きい。

・顔タイプで女度を調整する。女顔の清楚と派手、男顔の涼しげと濃厚に分別。
女顔の清楚には甘くフェミニンなパステルカラーより、少し男っぽいシンプルモードがいい。エッジの効いたパリシックなセレブスタイルで女っぽさを引き算することでかっこいい美人が完成する。
女顔の派手なタイプは、選ぶ服を間違えると品がなくなる。ベージュやネイビー、グレーやブラウンといった中間色の定番カラーを使ったベーシックがいい。しかし、ぴちっと正しく着ては野暮ったくなる。いかにも自分のものにしているような「着くずし感」をもってクラス感があるのにフレンドリなミラノマダムがお手本。
男顔で涼しげなタイプには、キリリとしたハードな服は避ける。端正な雰囲気を生かしたまま、シンプル&フェミニンで女しさを加減するとうまくいく。
男顔で濃厚なタイプは、雰囲気を緩和しようとしてさっぱりとみせようとし、女らしさを引き算してしまいがちだが、かえって強さと濃さを際だたせ老けて見せてしまう。思い切って女らしさをもってきて、グラマラスな女らしさを醸し出すといい。

・今、ワードローブに必ず揃えるべきは、ピンクベージュのパンプス。質感はマットなカーフではなく、エナメルなどのパテントレザー。エレガントでもカジュアルでも黒で引き締めるのではなく、ピンクベージュで引き算しヌケ感をつくる。ピンクベージュは肌の色につながるので足長効果も期待出来る。たった10%も占めない足元だが、ここを変えるだけで軽やかな女らしさにつながる。

・今っぽさを表すには、重く見えることはマイナス。いかに軽やかさを作るかが重要。それには引き算をしヌケ感をつくる。胸元、手首、足首のどこか、肌を見せる。そしてガチガチな真面目にまとめず、少しハズすことで肩の力を抜いたリラックス感を演出。大人としての格を持たせつつ、ヌケ感をつくることで今を表現する。

・子どもの頃、ブローチは「よそゆき」の象徴だった。シンプルなワンピースやスーツの肩先や襟元に大事そうにブローチを留める。いかにも最後の仕上げっといったふうに。いまや長く続くカジュアルブームで、すっかりブローチから遠ざかってしまった。小さめなブローチをひとつ、肩先につける。それだけで女性のデコルテからあごのラインを華奢に、きれいに見せてくれる。視線をブローチに集中させることで、スタイルを美しく引き締めてくれる。ギリシャ時代はブローチが身分や民族を表すものだった。自分のありさまを、これひとつで物語る、ブローチにはそんな存在感がある。

・旅先で着る服や小物をトランクに詰めるとき、そんな準備の段階からわくわくする気持ちでいっぱいになる。旅をもっと楽しくするようなかさばらず、しわにもならず、できれば小さくなるアイテムを荷物にしのばせる。(ぺたんこになるトートバッグ・はおりもの代わりになる大判ストール・しわになりにくく着心地の良い服・お金はコンパクトににまとめられるトラベルウォレット・突然の雨に備える折りたたみの傘・両手がフリーになるバッグ・小さくたためるナイロンのアウター・トランクに収納できるストローハット・トランクに詰めやすいフラットシューズ・食事のときに便利なクラッチバッグ)

・きれいに身支度を整え直して、昼間とは違うおしゃれを思いっきり楽しめるのがリゾートでのディナータイム。若い世代とは一線を画す、大人のラグジュアリーな旅支度として、夜のためのコーディネートは最優先すべき。優雅さを印象づけるロングワンピースや華やかなプリント柄、肌とのコントラストで艶めく黒など。都会の日常では気後れしがちな肌魅せや、非日常のステージに誘うドレスアップこそが、バカンスを盛り上げる。

・自分が「古く」なっていないかを意識する。髪には世代が出てしまい、自分の一番いい時代の髪型からいつまでも離れられない人が多い。たまには「今が旬」の人が通う美容院に思い切って替えてみるといい。年代が違っても、自分が素敵だと思う人のなかに自分の理想や憧れが隠れているはずだから、その人が通うサロンともイメージが合う。サロンに行くときは「末端」を理想的な状態にしていく。洋服はケープで隠れてしまうけれど、ネイルや時計、リング、靴などが美容師さんへの情報になって、無意識のうちに「コンサバ系」「ナチュラル系」「キャリア系」などと分類される。手持ちのアイテムで自分が「何系に見られたいか」を意識して、小物選びをして美容院に行くといい。

・一枚でお洒落心が満たされる、スタイルが決まる、そして着映える、そんなワンピースがあれば、毎日はもっと楽しい。いつもよりちょっと気分を盛り上げて、そんな相棒と日常にほんの少しのドラマティックを。

・憧れを現実に。少しずつでも揃えていきたい逸品。

・客観的に見ることで養われる自分に似合うものを選び取る確かな視点。

・「良いもの」には、それを使う人を育てる力がある。

・大人の女性のジュエリー使い、胸元のネックレスよりもピアスやリング、バングルでゴージャスに装うほうが素敵。

・いつもと違うシチュエーション。何を着ていけばいいんだろうって悩む。時と場所だけなら簡単だけど、どんな人に会うかを考えた服選びが実はいちばん重要。その時の気分やお天気もあるけど、どんな時でも品良くいたい。相手に対して失礼にならない格好はしていたい。相手には、さりげなくお洒落をしてきたんだなとわかってもらえ、自分なりに気を遣っていることがちょっとでも伝われば嬉しい。ただ気を遣っているだけなら、無難な優等生スタイルでいいけれど、仕事じゃないのなら自分自身も楽しみたい。きちんとはしていたいけど、納まり過ぎず自分の気分も上げてくれる、そのバランスの取りどころが、大人の女性の賢さ。

・トレンドにやみくもに手を出したりしないし、周囲の目を気にしたファッションも卒業。これまでの経験の中で培ってきた感覚を信じたいし、後戻りするほど若くない。でも、”できること””できないこと”の間で、自分なりに悩んで迷っても、次を探していたい。お洒落のキャパシティを広げて進化し続ける。諦めちゃったら、”女”として終わり。いつまでも着たい洋服は着られる体型でいたい。「私はこれでいい」なんて凝り固まったらつまらない。大人になると、なかなか友達ってできないけど、新しい世界、新しい人との出会いを大切に、まだまだ新しい自分を見つける。年齢を重ねるとドキドキすることって減ってしまうけど、いつまでもドキドキしていたい。その分きっとちょっぴり成長しているはず。

・「人生の名品」とか「一生のアイテム」「定番で構成する最強ワードローブ」と雑誌によく特集が組まれるけど、それを自分なりに少しアレンジを加え、自分の定番にしたとき「スタイルのある人」になれる。

・自分のスタイルを確立した女性はカッコイイ。凝り固まらない柔軟さを持ち続けることを難しくも感じるが、日々のこと、例えば着る服に関しても、しなやかに愉しむことができ、歳を重ねるほど進化し透明感を増していく。そんな女性に惹きつけられる。

・自己表現のひとつに服がある。

・女張るなら、体型維持はマスト。体重計に毎日乗って、100g単位で体重の変動を把握。

・ブランドを手にすることは、未来を手にすること。それに相応しい自分になるために、未来に向かって梯子をかける。すると目指しているうちに、くっきりとなりたい形があらわれる。素晴らしい音楽を聴いたときにも似た感動は、それだけで女を綺麗に見せてくれる。ブランドはモノであってモノではない。モノを買っていながら、その背景にある目に見えないエネルギーを手に入れている。ブランドと呼ばれているモノとそうでないモノとの間には大きな隔たりがある。それはただ質の善し悪しではなく、「命がけ」であるかどうか。生身の人間が努力しながら血を流しているかどうか。絶え間なく美しいものを産みだし、そのクオリティを伝統と呼ばれるまでに保ち続け、それでいて常に前に進んでいく。そのパワーに背中を押されて、私達は美しく駆け上がることができる。

・憧れる人がいたら、まずはマネしてみる。考えながらマネしていれば、それは自らのスタイルとして身につく。

・女として生まれたからには、時々大胆な変身を挑戦してみる。

・同系色のグラデーションでまとめた着こなしは、失敗することがない。色の明度や素材感、テイストが異なっていても、洗練された感じになる。

・美しいものにふさわしい美しい身体の動き。そのためには贅肉はつけず、筋肉を鍛え、姿勢を美しく保つことが大切。

・服装はT(時間)、P(空間)、O(目的)以外に、P(プライベ−ト)、F(フォーマル)、O(オフィシャル)に分けられる。

・季節感の先取り、これは視覚的に色彩で表すのが簡単。そして、小物で取り入れる。

・チープな素材は、大人には目で見破られる。一点ぐらい安物生地を身につけるのは「可愛げ」があるが、全身それではただの貧相になってしまう。

・黒のドレスってやっぱり派手。白っぽいドレスの小娘なんて蹴散らすほどの迫力がある。このドレス姿を左右するのはデコルテの美しさ。肩の骨と大胸筋の間のくぼみがセクシー。

毎日手にするものを、作り手の愛情が感じられるものだけにすると日常が豊かに感じられる。

・ファッションって難しい。合わせてこそ洗練は生まれるが、合わせすぎると壊れてしまう。合わせて合わせて、合わせない。そういう足し引き、そして微妙なバランス計算が不可欠。そこに女の知性が表れる。ネイルに赤を選んで”女の血中濃度”を上げたら、他では赤みを減らしてバランスをとる。赤に赤を選んだ日は強引なほど強い女に見られることを覚悟する。逆に爪は素のまま、唇も無難な色で済ませるとレディとして扱われないことも。無限にある色の組み合わせが、その日の運命を決めてしまう可能性もあるから、日々もっと丁寧に心を込めて、色の組み合わせを考えたい。女である限り、永遠に。

・足の品性は”贅肉のない膝”。これは運動のたまもの。足とは骨ばって単に細いだけでは綺麗な脚ではない。適度な筋肉と、何よりも膝上がたるんでいないこと。

・見えるセクシーより、見えない女らしさが格上。

・シンプルな服を着ているのに”ゴージャス!”って言われるのが嬉しい。

・飾り立てるのは苦手。”自分らしく”いられるのはミニマムでどこかマニッシュなスタイル。

・グレーはクールさと知的さとセクシーさを持ち合わす色。

・上品な佇まいに奥行きを添える。幸せ感や華やいだ雰囲気。美しい気配で印象に残る女に。

・香りというのは不思議なもの。触れることも出来ず、どこにあるのかもわからないのに、ときには何よりも心をゆさぶって深いところにその跡を残す。言葉では説明できないものが、どこか深いところを静かに流れていて、ふとした拍子に思い出す。そしてハッとしたり、懐かしくなったり、それが胸をよぎって心の底から切なくなる。その人が今そこにいなくても、その人の香りに出会うだけで、その人と過ごした時間や風景が蘇る。胸のいちばん柔らかいところを捕まれる。香りの記憶はつよくて深い。自分のまとっている香りがいつかそんなふうにして誰かの記憶の大切な一部になるとしたら、香りの記憶は悲しくて優しい。